fuyunogare’s blog

もと文学乙女の備忘録。

点と天

何も無い感じというか、
何も信じてないというか、
虚無感が強いかもと自分で分析しますけど

前置きはこのくらいで。
後悔の強い日です。




「点」

ある日の風の中
ごめんなさいと呟けど
風は風
聞いてやしないし応えもない


太陽に向かって
もうしませんと謝れど
光は光
聞こえはしないし返事もない


青い青い空の下
泣くだけ泣いてみたところで
空は空
励ましたりはしてくれない


膝を抱えれば日が暮れて


月を見上げ
寂しいと嘆いても
星は星
気付きはしないし近づきもしない


広い広い宇宙の下
後悔の念に潰れても
私は私
小さな孤独の点でしかない